全外教の歩み
Last modified: 2010年2月10日1979年 | 第1回在日朝鮮人教育研究全国集会 大阪部落解放センター |
呼びかけ人12人により開催。在日朝鮮人教育研究全国協議会準備会結成。600人参加。 |
1980年 | 第2回在日朝鮮人教育研究全国集会 大阪部落解放センター |
準備会の主催で開催。4分科会(教育内容・自主活動・進路保障・地域活動)設置。600人参加。 |
1981年 | 在日朝鮮人教育研究大阪集会 大阪部落解放センター |
全国集会未開催。全国在日朝鮮人教育研究協議会発足にむけての準備活動推進。250人参加。 |
1982年 | 第3回在日朝鮮人教育研究全国集会 大阪部落解放センター |
共通課題「本名を呼び名のる」を設定。1都2府14県から617人参加。 |
1983年 | 全朝教発足集会、4/24阪神教育事件から35年 大阪部落解放センター |
「4.24阪神教育事件から35年-在日朝鮮人教育の今日的課題をさぐる-」11都府県から500人参加。 |
第4回在日朝鮮人教育研究全国集会 奈良県解放センター・労働会館他 |
全朝教結成後初の全国集会。現地実行委員会を組織。入門・特別分科会新設。14都府県から684人参加。 | |
1984年 | 第5回全国在日朝鮮人教育研究集会 兵庫県神戸市勤労会館 |
「在日朝鮮人の子どもたちが朝鮮人として生きていける現実をきりひらこう」高校生・大学生交流会新設。653人参加。 |
1985年 | 梁弘子さんの教員正式採用を求める全国集会 大阪部落解放研究教育センター |
長野県教委に対して、国籍を理由に教員採用取り消しの撤回を求めた全国集会。 |
第6回全国在日朝鮮人教育研究集会 京都府立勤労会館 |
共通課題に「実践をすすめる教職員集団、学校体制をつくりだそう」を追加。19都府県から750人参加。 | |
1986年 | 第7回全国在日朝鮮人教育研究集会 大阪部落解放センター・栄小学校 |
臨教審の「国際理解教育」に対して、足元からの国際化を求め開催。 900人参加。 |
1987年 | 第8回全国在日朝鮮人教育研究集会 広島女学院中・高等学校 |
反戦・平和教育と在日朝鮮人教育のかかわりを問い、「平和教育」分科会設置。1105人参加。 |
1988年 | 第9回全国在日朝鮮人教育研究集会 川崎市立勤労会館他 |
関東初の開催。「共に生きる」地域のとりくみと学校教育をつなげる実践に焦点をあてる。 922人参加。 |
1989年 | 第10回全国在日朝鮮人教育研究集会 福岡市民会館他 |
九州初の開催。強制連行・強制労働の実態をフィールドワーク・全体会の証言から学ぶ。1221人参加。 |
1990年 | 第11回全国在日朝鮮人教育研究集会 浪速解放会館他 |
記念講演「日本人問題としての在日朝鮮人問題」『世界』前編集長安江良介氏。 |
1991年 | 第12回全国在日朝鮮人教育研究集会 桜井市民会館他 |
奈良県外国人教育研究会が結成された翌年の開催。飛鳥フィールドワーク・特別報告「奈良の歩み」。2000人参加。 |
1992年 | 国籍条項撤廃を求める全国集会 東京都豊島区公会堂 |
国籍条項を求めたアピールを採択。全朝教運動として国籍条項撤廃の活動を全国各地で展開することを確認。 |
第13回全国在日朝鮮人教育研究集会 日本教育会館・東京大学 |
「民族共生の教育をめざして」新渡日分科会新設。吉見百穴地下軍需工場跡フィールドワーク。 | |
1993年 | 第14回全国在日朝鮮人教育研究集会 京都会館・京都芸術短期大学 |
就学前の分科会新設。雨森芳洲庵・丹波マンガン記念館・東九条フィールドワーク・特別報告「私たちは今-京都発-」。 |
1994年 | 第15回全国在日朝鮮人教育研究集会 広島国際会議場 |
軍都廣島と朝鮮・朝鮮通信使の足跡・被爆者の証言フィールドワーク。特別報告「一世から四世へ 広島の100年」。 |
1995年 | 第16回全国在日朝鮮人教育研究集会 関西学院大学 |
「よみがえれ、兵庫」を合言葉に開催。「阪神・淡路大震災と在日朝鮮人」特別分科会設置。全朝教ブックレット発刊。 |
1996年 | 第17回全国在日朝鮮人教育研究集会 福岡市民会館・西南学院大学 |
「在日外国人教育基本方針」の策定を求める福岡アピール。多文化共生フォーラム福岡、実行委員会に参加。 |
第1回全朝教セミナー 神奈川県高校教育会館 |
「多文化共生教育シンポジュウム」。コーディネーターに田中宏さんを迎え、多文化共生社会への提言。 | |
1997年 | 第2回全朝教(全外教)セミナー 奈良県解放センター |
コーディネーター田渕五十生、パネラーに中島智子・榎井縁・金光子各氏から提言。全朝教から全外教への方向を確認。 |
第18回全朝教(全外教)研究集会 天理大学 |
分科会の再編・会則・方針提起。特別報告「であい・ふれあい・ひびきあい」-奈良のとりくみ20年-。 | |
1998年 | 第3回全朝教(全外教)セミナー 横浜市国際学生会館ホール |
多文化共生教育のとりくみをどう進めているか-鶴見からの発信」。-違いをだしあえる学校・地域をめざして-。 |
第19回全朝教(全外教)研究集会 神奈川県民ホール・横浜国立大学 |
チャンゴ・踊り・絵画のワークショップを設定。地元特別分科会「鶴見からの発信」-歴史を学ぶ・学校と地域-。 | |
1999年 | 第4回全朝教(全外教)セミナー 京都精華大学 |
在日外国人教育の現状と今日的課題-「本名を呼び名のる」とりくみと日本籍・ダブルへのとりくみ提起。 |
第20回全朝教(全外教)研究集会 京都テルサ・京都精華大学 |
大学分科会の新設。特別報告「ともに生きる~「ちがい」から「豊かさ」へ~」。『在日外国人教育Q&A』発刊。 | |
2000年 | 第5回全朝教(全外教)セミナー 三重県教育文化会館 |
「多文化共生教育はいま」。在日コリアンの子どもたちと「新渡日」の子どもたちの教育的課題と共生の課題を提起。 |
第6回全朝教(全外教)セミナー 広島県生涯学習センター |
「21世紀の多文化共生教育を考える」シンポジウム。同和教育・平和教育の成果と多文化共生教育への道筋を提起。 | |
第21回全朝教(全外教)研究集会 アステールプラザ・広島女学院大学 |
自分・広島の「これから」を考える~全朝教広島が提起する総合学習~と題して、反差別・人権の総合学習を提起。 | |
第7回全朝教(全外教)セミナー
龍谷大学 |
講演「在日外国人はいま」田中宏さん(龍谷大学)。
シンポジュウム「21世紀の多文化共生教育を考える」で、在日コリアン「新渡日」生徒の現状について提起。 |
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2001年 | 第8回全朝教(全外教)セミナー
米子市文化センター |
山陰初のセミナー
講演「山陰の在日コリアン」内藤正中さん(鳥取短大)。 シンポジュウム「21世紀の多文化共生教育を考える」で、山陰の現状と全朝教(全外教)の歩みについて提起。 |
第22回全朝教(全外教)研究集会
神戸文化ホール・甲南大学 |
地元報告、「兵庫が、95年震災から学んだこと、そして21世紀の課題」と題して、兵庫の多文化共生の現状を報告。「外国人教育指針」の具現化を提起。 | |
第9回全朝教(全外教)セミナー
シティプラザ紫玉苑 |
山梨初のセミナー
第1部「全朝教(全外教)の歩みと在日朝鮮人(外国人)教育」と題する金井英樹氏の講演と、「山梨における在日朝鮮人問題、在日朝鮮人教育」と題した地元報告。 第2部「多文化共生のまちづくりと教育」と題する野元弘幸氏の講演。「21世紀の多文化共生教育を考えるシンポジウム」。 |
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2002年 | 第10回全朝教(全外教)セミナー
三重県人権センター多目的ホール |
「在日として子どもたちに伝えたいもの」と題して、韓久氏の講演とサムルノリの演奏。
ブラジル、ペルー、韓国の保護者からの意見発表。 |
第23回全朝教(全外教)研究集会
三重大学 |
地元報告、「ともに生きる」ことをめざして-三重県における在日外国人教育の歩み-と題して報告。外国人教育方針(指針)の具体化と公務員採用「国籍条項」撤廃を求めるアピールを決議。 | |
第11回全外教セミナー
大阪府私学会館 |
21世紀の多文化教育を考える-ワークショップをやってみよう-
岩山仁氏「参加体験型学習ってなに?アイスブレーキング」 ワークショップ1「非識字体験」 ワークショップ2「アイデンティティーと多様性」 |
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2003年 | 第12回全外教セミナー
京都キャンパスプラザ |
水野直樹氏「社会科教科書における在日韓国・朝鮮人関係記述-中学校教科書を例としてー」
シンポジウム「歴史をどう教えるのか?-日本と朝鮮の関係を中心に-小・中・高の教員からの提言」 |
第13回全外教セミナー
フォーラムよこはま |
シンポジウム「新渡日生徒がみらいをひらく」、神奈川における高校生自身による母語教室、母語による学習支援等の活動報告 | |
第14回全外教セミナー
春日野荘 |
講演「これまでの歩みを振り返り、これからの全外教に期待すること」藤原史朗さん。
シンポジウム「四半世紀の歴史を踏まえた今後の全外教運動1」 |
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第24回全国在日外国人教育研究集会
和泉市立人権文化センター・清風高校・上宮高校 |
地元報告「同化から共生へ」をテーマに、サムルノリの演奏
シンポジウム「日本で考えたこと」 記念講演「ムチと無知-マイノリティから見た日本社会の矛盾」鷺沢萠さん左美和子さん |
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2004年 | 第15回全外教セミナー
近江八幡市文化会館 |
講演「全外教研究集会の実践報告からみえてくるもの」中島智子さん
シンポジウム「四半世紀の歴史を踏まえた今後の全外教運動2」 |
第25回全国在日外国人教育研究集会
帝塚山高校・大学 |
地元報告
①シンポジウム「韓国・朝鮮に関する意識調査」から見えるもの(パネラー:朴一さん、朴史晃さん、桝井婦美子さん、米田哲夫さん) ②ボリビアンダンス(カポラレス・トバス) ③奈良発「新渡日」の子どもたちは今 |
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第16回全外教セミナー
広島市西区文化センター |
講演「外国にルーツを持つ子どもたちの『居場所』」榎井縁さん
地元報告 田中真佐子さん、西田美知代さん、中国人高校生 |
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2005年 | 第17回全外教セミナー
キャンパスプラザ京都 |
講演「教科書問題について考える」上杉聰さん
シンポジウム「子どもたちに確かな歴史認識を」(パネラー:宮内陽子さん、高野眞幸さん、松川洋祐さん、コーディネーター:仲尾宏さん) |
第26回全国在日外国人教育研究集会
近江八幡市文化会館・滋賀県立大学 |
地元報告テーマ「オールドカマーとニューカマーをつなぐ」
①「滋賀県の多文化共生教育のとりくみをたどる」 ②パネルディスカッション(パネラー:前田オルガ豊子さん、古積尚子さん、チャペル・トレス・トレイシー・ミナグロスさん、曺寿代さん) ③歌・演奏・踊り(朝鮮初級学校他) |
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2006年 | 第18回全外教セミナー
大田区立生活センター |
フィールドワーク「在日コリアンの歴史を学ぶ」
パネルディスカッション「東京から多文化共生の風を!在日外国人の子どもたちはいま、学校と地域からの報告」 (パネラー」善元幸夫さん、小川郁子さん、澤田みち子さん、中西久恵さん、コーディネーター王慧槿さん) |
第27回全国在日外国人教育研究集会
エポックなかはらホール 法政大学第二中・高等学校 |
フィールドワーク「在日コリアンの歴史を学ぶ」
パネルディスカッション「東京から多文化共生の風を!在日外国人の子どもたちはいま、学校と地域からの報告」 (パネラー」善元幸夫さん、小川郁子さん、澤田みち子さん、中西久恵さん、コーディネーター王慧槿さん) |
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2007年 | 第19回全外教セミナー
名古屋中学・高等学校 |
テーマ「地域での多文化共生教育をめざして」
講演 田中宏さん 地元報告「ブラジル人学校における学生団体の活動」希代翔さん 「可児市の不就学の子どもたち」小島祥美さん 「日本の学校に通う在日の子どもたちの今」金幸子さん 「在日外国人生徒の教育権は守られるか」成真澄さん |
第28回全国在日外国人教育研究集会
大谷中・高等学校 |
地元報告は「京都の在日外国人とその歴史をたどる」「京都に暮らす在日コリアンの思い」「京都の在日外国人を支えてきたとりくみ」「京都に暮らす在日外国人の思い」「京都から全国へ」「全国在日外国人生徒交流会報告」の各テーマで報告。
「多文化共生社会の実現に向けて、学校や地域の教育実践を交流し、さらに人々の交流を深めよう」と題した大会アピールを採択。11府県24本の分科会報告 |
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2008年 | 第21回全外教セミナー
広島市留学生会館 |
テーマ「外国にルーツをもつ子どもたちの居場所づくりとこれからの課題」
「呉市ワールドキッズネットワークの活動」報告 アトラクション「府中チャンゴクラブ」 シンポジウム パネラー 木脇エリカさん(在日ペルー人高校生) 岩本烔来さん(在日コリアン高校生) 呉祐昊さん(在日コリアン大学生) 池田千恵子さん(HOPEプロジェクト) コーディネーター 笹川俊春(全朝教広島) |
第30回全国在日外国人教育研究集会
広島女学院中・高等学校/広島工業大学専門学校 |
大会テーマ「多文化共生社会にむけて、学校や地域での教育実践を交流しよう」
地元報告 第1部 被爆者の証言 朴南珠さん 第2部 シンポジウム 「広島における在日外国人の現状と未来」 第3部 文化芸術発表(チャンゴ演奏・二胡演奏・民族舞踊) 分科会報告 2府10県22本 |